夏ごろでしたでしょうか、各テレビのニュースで「ユナイテッド航空が破産の可能性があります」というのが流れたのを覚えていらっしゃるでしょうか。
米国2位の規模を誇るメガキャリア、ユナイテッド航空は一時的に危機から逃れたものの、とうとう現実的に倒産する公算が高くなりました。
というのも、米政府が金銭支援を拒否する態度を示したため、がんばって成立させた労使間ペイオフの努力もむなしく、近々に破綻するでしょうとうニュースが届きました。
一度も乗ったことはありませんでしたが、日本にとっては偉い騒ぎになるでしょう。成田空港の旅客機飛来数では3番目か4番目に多いはずです。というのも、昔これまたつぶれてしまいましたが「パン・アメリカン航空」の太平洋路線をごっそり引き受けて今の地位を確保したという歴史を持つ会社でありまして、日本人になじみの深い航空会社であることは間違えないでしょう。
影響も心配です。まずは倒産したとき、もし友人や友達が利用していたとして、全面運行停止になったりする可能性があります。使用料金が取れない航空会社の航空機をわざわざ利用させる空港もありませんよね。アメリカはものすごくシビアです。もしかしたら、持っている航空券の種類にもよりますが、航空券が紙切れと化してしまう可能性があります。
また、全日空と全面提携をしていますんでマイレージをユナイテッド航空で集めている方は悲惨です。せっかくためたマイレージは明日にでも航空券に交換しましょう。しかも、提携先のです。近々に旅行を楽しんじゃってください。
マイルも意味がなくなります。
おじさん的な心配は、あんなにでかい航空会社をどこが吸収していくのかが見ものと考えています。だって、好みでない航空会社でしたので、今回は高みの見物です。

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